ランナーの方、外反母趾ではありませんか?
徳島マラソンまで3週間となり
当院にも出場予定のランナーさんが
たくさん来院されています。
皆さん、熱心に練習されている様子です。
ベテランランナーの方も、にわかランナーの方もですが
お身体のケアをしないままランニングを続けていると、
痛みが出てきた頃には症状がかなり進行している場合があります。
そうなる前にしっかりとケアして走りたいですよね。
ランニングによって起こりやすい痛みや症状は
個人によって様々ですが、
なかでも外反母趾のトラブルは多くの方が抱えているようです。
◆外反母趾のセルフチェック
『第1肢足角度』というチェック方法
①紙の上に足を置き、定規で足の内側の線を引きます
②続いて親指のラインを定規で引きます
③2本の線がつくる角度を分度器で測定します
親指が小指側へ15度以上曲がっている場合は、外反母趾です。
30度以上の方は外反母趾が進行しているといえます。
◆外反母趾が身体の歪みに!?
皆さんも積み木を思い浮かべてみて下さい。
一番下の土台がしっかりしていれば、上も安定しますが、
土台が歪んでいたりズレていたりすると、バランスを保つために苦労します。
人の身体も同じで、全体のバランスを身体の上部を使って調整するということが起こっています。
外反母趾が引き金となり、からだ全体の骨格や関節の歪みを引きおこし
腰痛、膝痛、O脚、猫背、肩こり、偏頭痛などの症状を引き起こす原因となります。
◆外反母趾の原因
健康な人の足裏にはアーチがしっかりあるため、
地面からの衝撃や体重による荷重から守ることができます。
この足裏の筋肉が衰えアーチがなくなると、地面からの衝撃を弱った足裏を通して身体に直接受けることになるので、大きな負担をかけることになるので注意が必要です。
外反母趾は、日々の間違ったランニングフォームや足に合っていない靴を
履き続けることが原因となり、足指に過剰な負担やストレスを積み重ね、
外反母趾を悪化させることになります。
脚は「第2の心臓」とも言われるように、
健康に歩けたり、走れたりできてこそ、「第2の心臓」と言えます。
せっかくランニングをされるなら、しっかりケアをしつつ
健康に走り続けたいですよね。
現在、脚に強い痛みがない方でも
「もしかして私って外反母趾かな?」と思った方は
ぜひ早めに当院にご相談にお越しください。